更年期
40代半ばをすぎると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少してきます。女性ホルモンは、女性らしい体を作るだけでなく、自律神経や脳、骨、血管などにも作用しています。それが少なくなるために起こる症状を、更年期症状と呼んでいます。通常、卵巣の機能が低下し、月経が終わる(閉経する)前後5年間の時期を指します。
女性の40歳代半ばから50歳代半ばまでの約10年の間ですが、個人差があり、42~43ぐらいから始まる人や、もっと遅い人もあります。体調に変化が起こるため、深刻な病気ではないのか・・・と不安に感じる女性も少なくありません。 女性ならば誰にでも少なからず起こることです。気軽にご相談ください。
当院での検査・治療方法
漢方療法
その方の体質(証)、症状にあわせた漢方薬を処方しています。自然な療法を望まれる方に最適な方法です。
ホルモン検査
血液検査により、ホルモン量を測る事ができます。
更年期障害ではないのかと不安を感じる方は、一度検査されると良いでしょう。
骨量測定
更年期に伴い(今は若年性更年期も問題になっていますが・・)骨量の減少が気になります。
超音波法による骨量測定を行っています。
保険での検査が可能ですので、身内の方に骨粗鬆症の方が居られる人は特に、定期的な検診をお勧めします。
また当クリニックでは女性ホルモンの「エストロゲン」に近い働きをする〝スーパーイソフラボン〟として注目されているエクオールの取り扱いがございます。